I will send the English text later, in a separate email.
2025年8月17日(日) 勉強会
250817-午後1時_勉強会
○皆様、こんにちは。8月17日、日曜日の勉強会を始めます。
○本日は、五井先生があちらに帰られた日ですね。1980年8月17日から数えて、今日で45年目になります。
○「消えてゆく姿で世界平和の祈り」「人間と真実の生き方」が世に出てからは、もう75年目で、五井先生は75年の歳月をかけて、私達を育ててくださいました。
○昭和30年の当時、1955年から繋がっておられる方は、もう本当にきっと数えるぐらいしかおられないと思います。
○そして今、この2025年に残っている方というのは、昭和30年代に繋がった方もおられれば、昭和40年代、50年代、60年代、平成に入ってから、また、令和の時代に入ってから繋がった方もおられるかも知れませんけれども、私達ひとりひとりの魂の歴史を紐解いて観ますと、この世で世界平和の祈りに繋がったのが早いとか遅いとか、そういうことは全く関係ありません。
○何百回か何千回か知れない輪廻転生、生まれ変わりの中で、私達ひとりひとりは、「人間が本来は何者であるのか?」という真理を、求めに求め続けてきた方々ばかりがここにおられるからです。
○初めに、世界平和の祈りを3分半行ないます。その後に、お話を続けてゆきたいと思います。それでは始めます
《世界平和の祈り》
○はい、ありがとうございます。
○昨日、夜眠る前に、私、うちの人にある問いかけをしました。そしてつづけて、それを実証するための実験をしました。
○この後、少しの説明の後に、その問いかけと実証実験を、皆様にもいたします。
○ですから皆様も、ご自分が宇宙天使と一対一で向き合って、その宇宙人から自分が問いかけられているようなつもりで答えてください。
○「私は忘れやすいからなぁ」って思われる方は、今から行なうやり取りをメモに書き残してくださってもかまいません。
○肉眼を開けておりますと、ついつい肉体の記憶に紐付いた習慣の想いが発動してしまって、形なき世界の真実をキャッチできないことが多いので、肉の眼は閉じることをお勧めします。
○それでは問いかけます。
「この間の勉強会の時に、こういう話をしたね。
“声帯を震わして語る言葉そのものや、二次元のペーパーやディスプレイに書き表した文字そのものに、真理の響きはほとんど残ってやしないんだよ。
本当に大切なのは、その言葉を語ったり、文字に書き表したりしたその人の、その瞬間の意識波動の響きそのものなんだ。
五感に触れ得ないその響きをキャッチして、その生命の真実の波動と交流することこそが大切なんだよ。
これからの時代を生きるきみたちは、その能力を開発して生きているかどうかの部分をこそ、自らの本心・本体から問われているんだよ”
その話を踏まえたうえで、ひとつ、きみに問いかけるよ。
きみは、自分や他人が発した文字や言葉の奥にある響きを掴んで生きているだろうか?
それとも、肉体の五感に依存して、単に耳から聞えた言葉尻を捉えたり、眼で見た文字づらだけを追いかけて読んでいないだろうか?
きみはどちらのタイプだろう?」
○皆様、ご自分がどちらのタイプかを把握されたと思いますので、つづけて、見えない響きを誰もがハッキリとわかるような実験をいたします。
○前回も読みましたが、今から、『本心』という詩を二回朗読します。
○この詩は、いのちの大元、宇宙の根源の意識が、自らのお心をそのまま文字に書き表わし残されたものです。
○一回目は、私の意識をこの肉体においた状態で、パソコンの画面に表示されている『本心』の詩の文字を読む、という形で朗読します。
○二回目は、眼を閉じた状態で、私自身の意識を常住想念が住んでいる神霊の世界、私の霊位の世界に立って朗読いたします。
○この二回の朗読を、連続して聞いていただくことで、同一人物が同じように声帯を震わせて読んでいるにもかかわらず、明らかにその言葉の出所が違う、ということを感じていただけると思います。
○それでは始めます。
《詩『本心』を二回朗読する》
※一回目は、私の意識を肉体に置いて読みました。
二回目は、私の意識をいのちの奥の世界に置いて読みました。
本心
五井昌久
地球の未来を輝かす為に
人々が是非共知らなければならぬ事がある
それは御身達の真実が
御身(おんみ)達の本心が
肉体生活にまつはる
欲望と恐怖とそして悲哀と憎悪と云ふ
黒い翼に蔽(おお)はれてゐると云ふ事である
それよりも亦(また)一層深く知らねばならない事は
御身達の本心は
御身達の真実は
宇宙を動かしてゐる大いなる智慧
無比絶対なるエネルギーの源泉に
其の基を置いてゐると云ふ事である
欲望 恐怖 悲哀 憎悪
さうした業生(カルマ)の想念は
御身達が神の光の世界から
肉体と云ふ形の世界に自己限定した時から起つたもの
現はれては消え去る大海の泡沫
夢幻が画く一夜の劇
人類が争つてゐるのではない
人間達が迷つてゐるのではない
争つてゐる想ひが
迷つてゐる想ひが
今 消え去らうとして
人類の前を本心の前を通り過ぎてゆくところなのだ
御身達は只黙つて
御身達の本心が
神と座を一つにしてゐる事を想つてゐるがよい
光り輝く神と本心とをみつめつづけるがよい
心を落ちつけ
想ひを静め
只々神の光明を観じてゐるがよい
さうしてゐる時が一番
様々な業生(カルマ)の想念(おもひ)が消え去り易い時なのだ
御身達よ
消え去る業生(カルマ)を止(とど)める事はない
夢幻の苦痛を想ひかへす事はない
御身達が止めさへしなければ
想ひかへしさへしなければ
業生(カルマ)は再び御身達の下に戻つてくる事はない
御身達は今
本心そのものである
神の大光明と全く一つのものである
地球の未来を光一色で画き出す者である
○はい、いかがだったでしょうか?
○文字を目で追いながら読んだときの響きと、心の奥底にあるいのちの光の世界から声帯を震わせて読んだときの響きは、明らかに違って聞えたと思います。
○今、違いをキャッチできたその感覚を、日常生活に応用して生きることで、私達は真理・光・神聖の響きとの親和性を磨いて、それそのものの世界で生きることが出来る意識を育て上げることが出来ます。
○多くの場合、肉体を持って生きている地球の人達は、見えない世界の響きってのを、どうやってキャッチしたらいいのかが分かっていませんから、当然のように、五感に頼って生きています。
○いわゆる、眼で見たものを鵜呑みにしてキャッチする、耳で聞いた音の表面だけを理解しようとする、という状態です。
○しかし、意識レベルをそこにとどめているかぎり、肉体性の人間達は、見えないけれど宇宙に実在して遍満している神聖の響きと直接交流することが難しいでしょう。
○ということは、それらの響きと交流して、それを自らに馴染ませて、想念・言葉・行為に表わすことも難しいということです。
○そのように、自らが神聖そのものになっていないということは、自分の肉体の外側に存在しているように見える自然や生きとし生けるもの、そして地球人類全般に対しても、すべての存在に内在している神聖の響きを認められない、ということにもなります。
○神々様や宇宙人の方々は、そのような地球人類の実態をご覧になられて、「どうすればこの星の人々ひとりひとりに、生命の真実を身に修めていただけるだろうか」という課題を、今もなお、話し合われています。
○そして、話し合われたその結果を、二元対立の波動圏にある天地に浸透させるために、少し早く意識進化した様々な地球人を使って、『宇宙を司る真理の響き』を地球界に流し込んで来られています。
○これからの時代は……、というか、もうすでに地球世界は、ごまかしがきかない波動圏に入り込んでいます。
○お互いの意識レベルが、隠そうとしても顔に書いてあるという時代です。
○それを指して、たとえ話ではありますが、過去の勉強会で、「“肉”とか“神”とか、“動物”とか“神聖”とかのような文字がおでこに浮かび出て、お互いに確認できる時代になります」といったお話をしたこともありました。
○そういう風に、地球世界を構成するあらゆる原子が微細な波動に精妙化してゆくなかで、私達が身に修めるべき大切なことは、ホンモノとニセモノを見分ける力を持つことです。
○それは自らのうちに、手放すべき性質と育てるべき性質を識別する眼力を養うということでもあります。
○何が神聖の響きなのか、何が把われの響きなのかを、しっかりと見分ける力を養ってゆくうちに、私達の精神と肉体を構成する波動が精妙化してゆきます。
○そのためには、自分が自分だと思い込んでいた想いの癖を守護の神霊に預け切って、守護の神霊の心を自らの意識として生きてゆく練習が大切になってまいります。
○それがいつもお話ししている、守護霊への感謝を四六時中行ないつづけることをとおして、守護霊の波動圏にスッポリと入り込んで生きることです。
○そうやって生きてゆくと、私達が語る言葉は神霊の言葉になり、私達が発する想念は神霊の意識そのものになり、私達が表わす行為は神霊の行為そのものに変貌してゆきます。
○現代というこの時代は、地球世界の歴史上、最大のメタモルフォーゼを行ない得る時代です。
○メタモルフォーゼというのは、変容という意味の言葉で、「今の時代は変容の時代である」ということです。
○このメタモルフォーゼの時代に、まず手始めに変容させるべきものはなんでしょうか?
○人間でしょうか?
○自然環境でしょうか?
○生物達の弱肉強食の在り方でしょうか?
○それとも、地球世界全体でしょうか?
○人間を手始めに変容させなければならないのだとしたら、それは他人を変えることが先でしょうか?
○それとも、自分を変えることが先でしょうか?
○もう皆様、わかっておられると思います。
○ひとりひとりの人間が、自分を変えることに力を注いで生きることこそが、何事にも先がけて行なわれなければならない喫緊の課題であるということです。
○ひとりひとりの私達が変わらなければ、世界平和っていうのは夢のまた夢なんです。
○私自身も昔、片方で世界平和を祈りながら、片方で自己中心的な想いの毒を放出して生きていた時代がありました。
○私の場合は、あまりにもタチが悪かったので、守護神からの直接指導があって、もう心のお尻に火がつきまくりの状態になって、ジッとしていられないっていう状態になりました。
○どうにかこうにか動かなきゃいられないっていう状態で、もうわらにもすがる心境で、何でもかんでもやらなきゃいけないっていう状態になって、一生懸命に「ありがとうございます」「ありがとうございます」って始めたんですけれども、誰も彼もが当時の私みたいに追い込まれてから動くということになると、地球界が大変なことになりますので、できればそんなふうに、心のお尻に激しく火がつく前に、心の軌道修正をできたらいいなということで、この勉強会を行なっております。
○13時44分ですので、そろそろ休憩を間に入れます。
○今、画面休憩の状態にします。56分まで休憩にいたします。
○56分になったら始めますので、皆様のお姿も見えないようにはなってると思いますけれども、必要に応じてビデオをオフにするなりして休憩に入ってください。
《10分間休憩》
○はい、それでは56分を回りましたので、続きを行ないます。
〇初めに神聖復活の印を一回組みたいと思います。祈りの言葉は、いつも通りで、「人類の神聖復活、大成就」です。
《神聖復活の印を一回》
○ありがとうございます。
〇先ほど、『本心』という詩を二回繰り返して読んだときの響きの違いというのを、皆様、感じられたでしょうか? はい、ありがとうございます。
〇最初に読んだときは、私の意識をこの肉体に置いて、肉体の眼で画面に出ている文字を読む、という形で声を出しました。
〇二回目は、画面に映ってなかったんで見えなかったかもしれませんけど、読み始める前に如来印を組んで統一状態に入って読みました。
○具体的には、丹田に意識をストンと落として、奥の世界に意識を置いて、奥の世界に染み込んで存在している言葉の響き(言霊)を発しました。
〇この二種類の読み方の違いがわかるっていうのは、さっきも「それは霊能力じゃありません」って言いましたけれども、誰でもわかることなんですね。
○この世的に、例えば、人と交流しているときに、「雰囲気」っていうもので、見えない響きをキャッチすることがあります。
○「あ、この人、今は機嫌が悪いな」とか、「今の言葉で気を悪くしちゃったかな」とか、「この人、何かいいことあったのかな、嬉しそうだな」とかって、様々な場面で何かきっと、いろいろ感じることがあるんじゃないかなと思います。
〇また、さっき、二回の朗読の違いを感じ取れたっていうことは、私がよく言う『白光の道を歩むうえでの肝』であるところの『本心と業想念の截然たる識別』って面にも応用が利くことだと思っております。
〇いつも参加しておられる方は、もうかなりの割合で、皆さん、知らない間に把われの気持ちを手放して生きておられる状態になってる方も多いと思います。
○でも、まだここにいない私達のお仲間の中には、感情想念の世界に自らを置いて、人間関係の中で、自分の置かれた環境の中で、苦しまれている方々もいらっしゃいます。
〇私は、北海道から沖縄まで、海外の方もいますけれど、いろんな方の話を聞いています。
○そのなかで、「もう感謝、感謝よ」とか、「幸せ、幸せよ」って言う方がいらっしゃる一方で、「これこれで辛いんです」とか、「何々で苦しいんです」とかっていう方のお話も聞いております。
〇皆様のなかにも、もしかしたら少しだけ、そういう部分が残ってらっしゃる方もおられるかも知れないですけど、少なくとも今、ここに参加しておられる方は、自分自身の守護霊・守護神との繋がりをもって、自分がこの肉体で生きていて感じる体の苦しみ、心の苦しみ……、いろんな苦悩というのを、自分自身のいのちの光で、自分自身の祈りの光で、解決されておられるんじゃないかしらと思いますけれど、今悩んでおられる方の状況には、こういう例があります。
〇自己認識があまりにも低い状況……、要は自分を心の奥でいじめている状態なんですけど、ご本人はそのことに気づかれてなくて、「どうせ自分なんて」っておっしゃるんですね。
〇それで、周りの人達……、例えばそれは職場かもしれないですし、友達関係かもしれないんですけど、そういう人間関係のなかに身を置いたときに、「自分なんて」って想いの癖が根底にあるもんですから、「どうせ自分はみんなから相手にされてないんだ」とか、「平等に扱ってもらえてないんだ」とか、実際はそうでないのにもかかわらず、自分自身の思い込みで心をがんじがらめにして、人間関係に苦痛を感じておられる方がいます。
〇またちょっと違う例では、やっぱり職場の人間関係、お友達関係の人間関係の中で、なぜかみんなから悪く扱われる、いじめられている、仲間外れにされているっていう状況の中で、苦しんでおられる方がいます。
〇その状況の方は、あんまり私に対しても「自分なんて」ってことを言わない人なんですけど、それでも周りとの関係性がうまくいかないっていうことに悩んでおられる。
〇今二つの例を挙げましたけれども、どちらの場合も、原因は同じなんです。
〇自分を大切にしていないんです。自分を愛してないとか、許してないとか、認めてない、という状態なんです。
〇私、よく言いますけれども、それは、私自身が過去にやっていたことなんですね。
○私もそうしていた当時の10何年前、どうしてそうなるのかがわかっていなかったんです。わかっていないからこそ、人間関係で苦しんでいた。
○「他人に感じることは、全部自分に原因がある」っていう話を、この勉強会で何回も何回もしていますけれども、他者に感じている想いの原因が、全部自分のなかにあるんです。
○全く逆の方向で考えてみると、皆様にはわかりやすいのかなと思うんですけど、もう自分の心のなかが真理・光・神聖ばかりになると、周りに悪いものを感じなくなるんですね。
○どんな人を見ても、いい面をキャッチして引き出してあげることができる。
○みんなが、「あの人にはちょっと注意した方がいいよ」、「あの人には近寄らない方がいいよ」と言われるような人に対しても、包み込むような愛の心で、その人の長所、いいところを見つけてあげれられるっていうことがあると思うんですけど、最初に言った話は、その真逆のことをやっておられる状態なんです。
○自分が自分をいじめているということは、自分のなかに自分にいじめられてる自分も同時存在してるんです。
○自分が自分を信じてないということは、自分に信じてもらえてない自分も同時にいるんです。
○自分を許してないんだったら、自分に許されてない自分も同時に、自分の心の中に存在しているんです。
○この世というのは、光と影のように、また陰と陽のように、二元性の世界なんですね。片方しかない、ということはないんです。
○「私は自分を愛してるわ」「私は自分を許してるよ」って言う方は、自分に許してもらってる自分、自分に愛してもらってる自分もまた、同時存在しているんです。それで心のバランスが取れた状態になっているんです。
○その真逆のことをやると、自分に許されていない自分と自分を許していない自分、自分に愛されていない自分と自分を愛していない自分というように、対立するような形で、両極の自分が同時存在しているっていう意識状態になっているんですね。
○私はこの状態を指して、よく心の中の加害者と被害者っていう言い方をしているんですけれども、この両方の自分、加害者の自分と被害者の自分を俯瞰の視座に立って、同時に見てあげる、同時に見つけてあげることが大切です。
○例えば、「自分を愛してない自分さんは、心の中のこんなところにいたのね」とか、「自分に愛されていない自分さんは、こんな心の奥の洞窟のようなところでうずくまっていたのね」っていうふうに見つけてあげる。
○両方の自分を一緒に、同じ瞬間に同時に見てあげるんです。
○それは、空の上から地上を見下ろしている状態をイメージしてもらうとわかりやすいと思うんですけど、地上何万メートルっていう上空に上がると、日本列島が俯瞰できます。
○「あそこは京都だね」「あそこは青森だね」「沖縄、那覇はここだね」「東京はここだね」「大阪はそこにあるね」っていうふうに、空の上から見たら、日本列島を一望できますね。
○それと同じような感覚で、被害者の自分と加害者の自分を同時に見てあげることができたら、一瞬にして心が安らぐんです。調和するんです。
○それは、対立していた自分達が成仏するからです。
○見てあげるだけ、認めてあげるだけ、見つけてあげるだけでいいんです。
○だけど、「見つけてあげるだけでいいんです」「認めてあげるだけでいいんです」って言っても、ときには頑固な想いの癖が私達の中にあるんですね。そこから離れたくないという、なかなか手放せない思い込みのことです。
○そういうときは、母親のような無償の愛、見返りを求めない神聖意識で抱きしめてあげるんです。
○お説教なんてしないで、自分を抱きしめるだけです。
○そうしたら、『北風と太陽』の太陽さんのように、旅人の外套(思い込み・こだわり・決め付け・執着)を脱がす(溶かす)ことが出来ます。
○よく最近の勉強会で言うのは、悪い性質を手放すっていうのは、誰でも「そりゃそうだよね」って思えるんですけれど、「いいと思い込んでることも手放す必要がある」という話をしております。
○これは霊界通信シリーズを研究していただくとよくわかると思います。
○この世でやり切らなかった課題は、あの世の宿題になって、五井先生がお迎えに来られて、一瞬はいいところへ行けるんですけど、守護神様が現われて、「あなたにはこれこれの想いの癖がある。これを手放し浄めるために、今からそれに最適な修行の場へ連れてゆく」とおっしゃられる。
○そして、「あなたはそこでその修行をやり切って、その想いの癖を手放すことができたら、またここに帰ってくることができるからね」と言われて、肉体界でやり切らなかったことをあの世でやる、ということがあります。
○いつも申し上げますけど、あの世の修行は大変なんです。
○「あっ、待って」ってのが効かないんです。「思っちゃった」「言っちゃった」という、その瞬間に結果が現われるんです。
○「こんちくしょう」って思った瞬間に殴ってる。もしかしたら足を出して蹴ってるかも知れない。
○そのように、思った瞬間に運命が展開するのがあの世なんです。
○でもこの世は、思っても行動に表わさなかったら、それは相手には伝わらない世界だったんですね、今までは……。
○まだ今もギリギリそういう世界であるかとは思いますけれども、これからの次元上昇した地球っていうのは、あの世の響きに近くなって来るんです。
○あの世で起こってて、この世で起こっていなかったことが、これからは、あの世で起こってることは、この世でも起こるというような状態になってゆきます。
○皆さん、「運命が展開する速度が速くなってきてるな」っていうことを実感されてる方、きっと多いのではないでしょうか?
○昔から言われているとおり、今、地球はものすごい速度で霊化してるんです。
○霊界の響きがこの世の響きになるときが来ます。もう間もなくです。
○それは、今までに心を磨き高め上げつづけてきた人にとっては、願ってもない世界です。
○でも、それ(自己研鑽)を後回しにして、自分の感情の満足を追い求めてきた人達にとっては地獄のような世界です。
○これからの世界というのは、自分を磨き高め上げてきた人達には、天国になるんですね。
○だって、いいことしか思わないんですから……。そしたら、いいことしか現われないんですから……。
○どういう生き方を選ぶかは、ひとりひとりの自己選択、自己責任になります。
○これは誰のせいでもない。誰のおかげでもない。自分が選ぶんです。
○だから、前回の勉強会でも、その前のときにも言ってると思いますけど、「自分は何者なんだろう?」っていうこと(生命の真実)を徹底的に探求して、本当の自分、いのちの大元に繋がった真実の自分っていうのを今、しっかりと掴んでおくと、この地球界の精神波動と物質波動がそれぞれ50%以上霊界の波に入り込んだときが来たらこの世の法則や常識がまるで変わり、ひっくり返るときになったら極楽になります。
○今まで通用してたことが通用しなくなる世界が来るんです。
○それは、私達にとっては願ったり叶ったりの世界なんですけれども、でも願ったり叶ったりじゃない人達もいるんですね。
○そういう方達にも、「これは嬉しい世界だね」って思ってもらえるように、まず、私達が変わるのです。
○神としての生き方ってのを、徹底的にやり込んで生き込むのです。
○もう裏から見ても表から見ても、上から見ても下から見ても、輪切りにされて断面を見られても、もう真理・光・神聖しかないっていう私達を今の内に確立させるんです。
○こういう話をすると、過去ばっかりつかんで、「いや、私はまだまだです」とか言う方がいらっしゃるんですけど、あんまりそういう……、今自分がどうであるかってことは、気になさらなくていいと思います。
○なんでかと言いますと、『今』だと思っているこの世の『結果』は、『過去』にすぎないからです。白光風にいうと、『消えてゆく姿』なんですね。
○消えてゆく姿を捉まえて、それに執着してどうするんでしょうか?それでもって「神聖復活」っていうのは、ちょっと矛盾してますね。
○その矛盾した自分の心の動きを正直に見るんです。
○そうすると、今自分が何をしなければいけないかっていうことを、守護霊が直観でもって流し込んでくださいます。
○「こういうふうにしよう」って思わせてくださるんです。
○その第一直観に従って動いてゆけば、間違いなく私達は、意識進化を果たした『肉体に生きる神々』になります。
○もう今、ここにおられる方々は半分ぐらい、そうなってるんですよね。
○半分ぐらい神霊波動で、半分ぐらい肉体波動で、ちょっと執着の強い想い、手放せないものを、それぞれに抱えておられるかも知れませんけれども、少なくとも今ここにおられる方々は、もう半分以上神霊の波動で、生きている。
○あとの40何%か、30何%か、20何%か、10何%か知らない、その手放すべきもの、それはどういう思い込みなのか、どういうこだわりなのか、どういう決めつけなのか、どういう執着なのか……、それはひとりひとり違うと思いますけれども、自分で自分の心を正直に観て、「これは手放すべきものだな」「これは守護霊様にお返ししよう」っていうふうに考えて行動してゆきますと、ますます心が自由になって、明るい心でもって、人類の模範として生きてゆくことが出来ます。
○神々様も宇宙人の方々も、模範になって生きることができる人々を求めておられるんです。
○それはそれは、いろんな性質の模範になる人々を求めておられるんです。
○男の人、女の人、若い人、ご年配の人、太ってる人、痩せてる人、短気な傾向のある人、のんきな傾向のある人、学問知識のある人、学問知識のない人、頭脳労働が得意な人、肉体労働が得意な人、理系の人、文系の人、海の近くに生きてる人、山の中で暮らしてる人、街の中で暮らしている人、いろいろなタイプの模範を求めておられます。
○空の上から周回して見られてるんですね、私達は……。
○この間も話しましたけど、「この人、もうちょっと経ったら心境が上がるな」って認めてもらったら、ものすごい応援の光を入れていただけて、一気に心境が上がります。
○次の日の朝、目が覚めたら自分は別人じゃないかって思うぐらいな……、スピリチュアルな世界では、ウォークインって言うんですか、そういう状態になる人もいると思いますけど、ほとんどの場合は、知らない間に自分が変わっています。
○「気がついたら変わってた」、それが五井先生の導き方であり、また守護霊・守護神の腕なんですね。
○肉体を持って奇跡的な体験をする人は、本当に100人いても1人もいません。1000人いたら1人いるかいないかってぐらいだと思いますけど、「そんなドラマチックな経験なんて無くてよかったんだな」って思う時がいずれ来ます。
○知らない間に自分が当たり前に考えている、その『当たり前の意識』が変わってくるんです。
○神聖に変わるんです。神聖に変わったら、悪いものなんてどこにもないんです。自分の見る世界に悪いものがないのです。
○自分が見る世界に悪いものを見つけられないような人々を、天の神々や宇宙人の人々は、地球界における『模範人類』と観ています。
○「あの人はちょっとあれだね」とかって言うのは、ちょっとまだ模範に届かない状態ですね。
○どんな人を見ても、その人のいのちの本質、神聖の部分の働きや天命っていうものを見つけて差し上げるのです。
○まずは、身近な家族に対して、そうできるように練習しましょう。血の繋がった人達、もしくは旦那さんとか奥さんですね
○夫婦って、血が繋がっていないですけど、過去世からのご縁を考えれば、血の繋がりよりも深い繋がりであったりしますから、血にこだわる必要はないんですけれども、そういう家族の神聖をまず見て差し上げるっていうところから、もっと広く周りの方々に広げてゆかれる練習をされるのがいいですね。
○練習あるのみです。練習っていうのは、演技をする、そのように振る舞うということですね。私の体験談でも話しましたよね。
○「嫌いな人にありがとうだなんて、言えないからできませんよ」って答えたときに、守護神様から「心の中でそうやって毒づいててもいいから、顔はにこやかに、声は柔らかく、ありがとうございますって、やってごらんなさい」って言われて、「ああ、外と内が違ってもいいんだったらできるな」って思ってやり始めたんですけど、それが演技してるっていう自覚は当時はありませんでした。
○でも結果として、演技しつづけていることになって、「瓢箪から駒」じゃないですけれど、その嘘の演技 ― 嘘っていうのは、心の中でそうは思ってないけれども感謝の言葉を伝える ― ってことを繰り返して、神聖を顕わしてゆく練習をするってことをやってゆくうちに、感謝の言葉ならば、本当の感謝の響きっていうのが、内側から湧いてくるようになるんです。
○最初は、にじみ出てくるっていうような小さな現われ方だったのが、どんどん続けてゆくうちに、コンコンと湧きあふれてくる感謝に変わる、本当の感謝に変わるという瞬間が必ず来ます。
○もうすでにそれを経験されてる方も、この中にはいっぱいいらっしゃると思いますけれども、そうじゃない99.999999999%の地球の人達にも、そういう天国の生き方を体験してもらうために、まずは私達がそれを出来るようになりましょう。
○そのうえで、頭は天に、足はこの肉体界の大地に置いて、私達ひとりひとりが「天と地を繋ぐ者」「天と地を繋ぐラダー」になって、この世だけでも80何億人、あの世の人も入れたらどれぐらいになるかわからないたくさんの方々を、先に神我一体になった私達の心と体をとおして、天に昇っていっていただくということを、やってゆけたらいいなと思っております。
○はい、36分ですね。それでは最後に、もう一度神聖復活の印を組んで終わりにしたいと思います。
《神聖復活の印を一回》
○ありがとうございます。
○はい、それでは、今日の勉強会は、これで終わりにしたいと思うんですけれども、次回は9月6日の土曜日を予定しております。
○お盆期間、東京はちょっと涼しい時期もあったんですけど、まだこれからも暑い日が続くと思いますので、お体を大切にして、「エアコンは好きじゃないのよね」って思われる方もいらっしゃるかも知れないですけど、神聖復活した時代が本当に地上に現われるそのときまでは、そういう文明の利器の力を借りて、体に負担を与えないようにして、この厳しい時期を乗り越えてゆきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
○それでは皆様のマイクをオンにします。ありがとうございます。
《Bye-byeタイム》
○これで本日の勉強会は終わりにいたします。
以上