2024年10月19日(土)午後_勉強会
皆さま、こんにちは。10月19日、土曜日の勉強会を始めます。今日のテーマは、「神聖を肉体に根付かせるために」となっています。
これは、6月か7月頃から"私自身のいのちの奥"から、「もっと肉体のことを知った方がいい」というメッセージを受け取っていて、『神聖を肉体に根付かせる』ということが、ここ最近の私自身のテーマになっていることに由来しています。
それは、昔から言われてる「呼吸が大切なんだ」という話が入口だったんですけれども、今、神聖復活の印を私たちは組んでますね。「この印は究極の印である」と言われていて、時間があるときに私たちは、朝でも昼でも夜でもこの印を組んでるんですけれど、その裏で私たちは、「いずれは印さえも使わなくなるときが来るんですよ」という話を聞いています。印を組まなくなって何が残るのかといいますと、これが呼吸なんですね。
この呼吸というのが、肉体に入り生きている私たちひとりひとりと命の源を繋ぎ止める力になっているんですけれど、2021年8月10日号の白光誌に、それに関連した文章が載っていましたんで、箇条書きにした資料をさっき急いで作りました。
もし携帯電話で参加されている方がおられましたら、画面を横向きにすると見やすいので、横に向けてご覧ください。
『呼吸法の威力』というタイトルの文章です。箇条書きにしたものを読んでゆきます。
*呼吸法の威力
・現在、神人等は呼吸法の印で、周波数の高い波動を世に送り出し、宇宙神と一つに結ばれている。宇宙神の無限なる光、パワー、叡智、能力がこの共磁場を直接満たしている。
・呼吸法による印と唱名は、自らの人生を切り開いてゆくのに最高の道である。
・病気や不幸などさまざまな困難を創り出している元凶が、ネガティブな思考である。
・絶対なる真理:「我即神也」・「人類即神也」に導かれることこそが大切である。
・人類は皆、個人という枠組みから自らを解放してこそ、真の自由を獲得できるのである。
*呼吸法により、体内毒素を排出する
・呼吸法による印とは、宇宙の生命力、気、パワーを吸収し、それらを直接、自らの肉体を構成している細胞の中に取り入れることで、調和した肉体を維持してゆくものである。
・呼吸を通して、アカシック・レコードに記録されている多くの情報や個々の暗号を把握し、自らの叡智により、今生における自らの天命を完うせしめてゆくのである。
・我々は呼吸法により、宇宙根源の力を引き寄せ、宇宙生命力を使いこなしてゆくのである。
・人類一人一人が、内なる無限なる能力に気付いた時、自らの肉体を構成している一つ一つの細胞の働きは活性化する。
・印を組む前に瞑想し、心の中で宇宙に宣言する。その自らの印により、宇宙神と全く一つにつながることが、最も重要なことなのである。
*自らの神聖を認めさえすれば
・自らを制限するものは唯一、自分自身の固定観念であることを知らねばならない。
・自らの無限なる能力や自らの神聖さ、つまり自分は光輝くまばゆい存在である事を認めることだと気付かなければならない。
・自分自身の神聖さに気付き、目覚める以外に真の救われはなく、真の進化創造もない。
*呼吸は祈りそのもの
・呼吸は本来、宇宙神と自らの肉体をつなぐ生命の絆である。
・呼吸は、宇宙神と自らの肉体を繋ぐ生命の祈りである。
・すべては過去世から現在に至る過てる想念の「消えてゆく姿」であるという真理を思い出しさえすればよい。
・人類一人一人に与えられている天命と目的は、自らの自由意思による進化創造と、すべての可能性の現実化である。
・自らの静かな深遠なる呼吸を通し、“悪い状況、不吉な状況はいまだ結果として現象界に現れてきてはいない”ということを、はっきり自覚することである。
・結果が現れる以前に、自らの究極の真理、天と自分とを一直線に一つに結んでゆく生命の呼吸、生命の祈りにより、成功する可能性、治癒する可能性、幸せになる可能性を引き出せばよいのである。
・人類一人一人に与えられている自由意思による創造力を駆使して、善き輝かしき可能性へと導き、現象界に現してゆけば良いのである。
・そのためには、自らが究極の真理を探求し、究極の真理に出会い、究極の真理を日々瞬々刻々、自らの言動に現わしてゆくことこそが必要なのである。
ここに、「呼吸は本来、宇宙神と自らの肉体を繋ぐ命の絆」「呼吸は宇宙神と自らの肉体を繋ぐ命の祈り」とあります。
それで、ここに書かれている呼吸法というのは、「我即神也」で吸って、「成就」で止めて、人類即神也で吐く『呼吸法による唱名』とか、『呼吸法による人類即神也の印』や、『神聖復活の印』のときに行なっている鼻腔の奥を鳴らす呼吸法だと思うんです。
ここで、私の個人的な体験の話をしますと、日常生活の中で、例えば家事をしてる、仕事をしてる、人と会って話をするといった社会生活を営む中で、一日中、バイブレーションの呼吸法をしたり、印を組んだりということはできないというところで、「一日中の呼吸をゆっくりしなさい」といういのちの源(守護神)からのメッセージを2010年に受け取って以降、起きてる間中、例えば8時間寝るんだとしたら、24時間から8時間を引いた16時間、私たちは起きていますけれど、この起きている16時間の呼吸をゆっくりと行なうということを実際にやったんです。
そうすると、ネガティブな”ものの考え方”が消えてなくなってしまったんですね。
人のことを嫌だとか何だとか思わなくなってしまった。誰も嫌いな人がいなくなっちゃった。あの人のこと苦手だとも思わなくなっちゃったんです。
もちろんそれは、呼吸と合わせて、すべての人に感謝する練習との合わせ技だったんですけれども、感情の波立ちが減ってゆきました。
今も完全にはなくなっていませんけれども、一日中、起きている間中の呼吸をゆっくりすることで、感情の波立ちが減りましたし、仮に波立つようなことがあったとしても、すぐに平静な状態に戻すコントロールが利くようになりました。これは、ゆっくりな呼吸を練習した賜物だと思っております。
ただ、私はそういうふうにできましたけれども、「すべての人が同じようにできるものではない」ということも、ここ1ヶ月ぐらいではっきりと知らしめられて、「じゃあ、すべての人が強い意志力を持って「一日中、呼吸をゆっくりするんだ」というふうにやらなくても、知らないうちに自然と呼吸がゆっくりになってゆく方法はないのかしら」と、この1ヶ月ぐらいずっと思っていました。
そうしておりましたところ、土曜日の夜のプログラムはいつも、木曜日にはあらかじめ概略が固まっていて、二日前の木曜日に案内メールを送るんですけど、その週は木曜日に内容が固まっていないまま、午後に会社の研修に行き、そこで最高のヒントを得て帰ってきました。それで、先週は案内メールを送ったのが金曜日になりました。
その会社の研修では、先週土曜日の夜にやった体を動かしながら呼吸をするっていうのをやりました。そこに50人ぐらい集まってたんですけれども、初めに参加者に「フーッ」と息を吐いてもらい、「1・2・3・4…」って30くらいまで数え、また一番最後のとき、全部終わった後に、また息を吐きつづける秒数を計ったところ、その50人全員、呼吸が長くなっていたんですね。
30歳ぐらいの若い女性の先生だったんですけど、そのとき、拍手する雰囲気じゃなかったから、私、おとなしくしてたんですけど、「すごくいいことを教えてくださってありがとうございます」って思って、心の中で拍手していました。
それで家に帰って、うちの人に同じようにやってもらったところ、彼女の場合は、始めが20秒で、ビフォアアフターのアフター、終わった後に息を吐いてもらったところ、30秒になりました。
また、それを行なうことによって、30分か1時間か2時間か、呼吸がゆっくりになった状態が持続するということもわかりました。
ただ、上半身を動かしながら呼吸をするだけでです。座った状態で上半身を動かしながら呼吸をするだけで、ゆっくり呼吸が持続したんです。
これは、上半身に呼吸を助ける筋肉とか神経が集中しているからなんですけれども、「胸骨と肋軟骨、胸のこの縦の胸骨と、そこから横に繋がる肋骨のつなぎ目が肋軟骨という軟骨になってます」っていう話をするんですけど、この軟骨が固まってると呼吸をするときに、肋骨の伸び縮みが少なくなって、たくさん吸えなかったりたくさん吐けなかったりってことが起こります。
でもそれだけじゃなくって、この肩甲骨周りの筋肉も呼吸に影響してるってことがわかりました。首筋の筋もそうですね。首筋には、脳と体中を繋ぐ神経が通っています。
自律神経って言葉を聞いたことがあると思うんですけれども、自律神経は、皆さんもあらかたご存知だと思うんですけど、交感神経と副交感自律神経っていう、大きく分けて2種類の神経系統が脳から全身に繋がって、流れています。
私、自律神経の勉強をこの何ヶ月の間してゆく中で、人間の想念や意識と、自律神経…、交感神経と副交感神経っていうのが、とっても密接に繋がっているんだなということがわかりました。
自律神経というと、どちらかというと副交感神経は良くて、交感神経はよろしくないっていうイメージだと思います。
それは大方、正しい認識なんですが、交感神経の方は、脳から首筋、首の中を通って、胴体の方へつながって、特に内臓系統をコントロールする働きがあるんだそうです。
交感神経というのは、お医者さんがよく説明する言葉では、「戦うか逃げるか」どちらかの神経ですよって言うんですけれども、宗教的に言えばそれは、二元対立的な神経なんですね。
この交感神経が自分の体の中で働きが強くなり、長い時間、優位になりつづけていると体を痛めるんです。私たちが、体のことで痛んだり苦しんだりするときに、何がどうして痛むのか、細かいことがわかんなかったんですけれども、自律神経の勉強をしてゆきますと、やっぱり意識の使い方が心だけではなく、体にも影響を及ぼしているんだなっていうことが、自分の過去の経験を振り返ってみてもよくわかりました。
私は、西暦2000年と2005年に十二指腸潰瘍を患っているんですね。十二指腸っていうのは、お腹の中の胃から出たすぐの場所なんですけど、そこに穴が開いた状態です。
当時は、どうしてそんなことになったのかわかんなかったんですけど、今となっては、その当時の自分の意識状態や過去にさかのぼった30年40年の想念習慣を振り返ってみて、今は納得できるんですね。
当時の私は、とにかく人のせいにしてたんです。攻撃的だったんです。不平不満を外にぶちまける。と言っても、心の中でぶちまけてただけですけれど、あまり親しくない他人に向かっては、悪いは口はきかなかったんですけど、内輪に対してはぶちまけるような"ひねくれ者"だったんです。不平不満の塊だったんです。
昔の私はとにかく、悪いのは自分じゃなくて他人なんだ、社会なんだ、国なんだ、世界なんだって責任転嫁をしてたんですね。想いの向き、ベクトルが自分の内側に向くんじゃなくて、私の場合は他人に向いていた、外に向いていたんです。
それで、お腹に穴をあけるようなことんなったんだなってことが、今となってはよくわかります。それは、私みたいなタイプじゃなくても、潰瘍っていうのは、神経質な人もなりやすいですよね。取り越し苦労の想いが攻撃的な方向に傾くと、体の中で穴が開くような事態になったんだと、私の場合は思いました。
この交感神経が優位になりがちな体の状態を、副交感神経優位の状態、心が安心している、リラックスしている状態にしてあげることがいいということなんですけど、心が健全じゃないのに、体だけ健康っていうのは、そんな都合のいい話はないんですね。
もしあるとしたら、消えてゆく姿が出るまでの時間差があるというだけの話で、心が不健康な場合は、いずれ体にもよくない影響を及ぼすことになります。
そのように、いつも心がやっぱり先なんですけれども、体もできれば健康に保つために、何ができるんだろうなっていうことを考えたときに、この間、先週の土曜日にあったように、呼吸をゆっくりとさせることで、心臓のバックパックバックってなる鼓動の回数を減らして、その代わり心臓さんがドクンとなるときのポンプの力を強くしてあげることで、血液を循環する力を強くすることがいい。
そうすると、体の隅々の毛細血管にまで、しっかりと血液が行き渡って、血液に乗って酸素が行き渡って、代わりに、いらない不要な成分、二酸化炭素だけじゃないと思うんですけれども、二酸化炭素に代表される不要な要素が新陳代謝されてゆく。
それは、そうした不要な要素を静脈が回収して、肺の中の肺胞、気管支から枝分かれしてって、一番先端にあるブドウの房のようなところ、肺胞で静脈の中に取り込んで運んでくれた”いらない要素”、二酸化炭素ほかの要素をそこで出して、吐く息に乗せて体の外へ出してくれるという働きを、私たちが頭で「そういうことをやってください」って体にお願いしなくっても、体はそれを自然にやってくださっているということです。
それで、「すごいな、体さんってすごいな、肉体さんってすごいな」って思ったんですけども、でも呼吸が浅い状態がつづきますと、心臓で押し出す力が弱くなり、血液さんの働きも活かしきることができないということで、この間は、「本当にこれは、つづけたら効果があるな」って私は思ったんで、体を動かしながら、上半身を動かしながら呼吸をするっていうやり方を紹介しました。
何人かの方から、メールで「やってますよ」とか、「呼吸が長くなりましたよ」とか、教えてくださっていますけれども、あのような簡単な運動をつづけますと、本当に呼吸が長くなります。
呼吸がゆっくりになると、心臓が強く鼓動するようになります。呼吸の速さを変えながら、脈拍を測ってるとよくわかります。
血圧が高かったり低かったりする方がいらっしゃるかもしれないんで、あんまり無理はしないでいただきたいんですけれども、ご自分のできる範囲でやってください。
さじ加減は、守護霊さまが直観で教えてくださいますんで、この呼吸の運動をやるときには、決してご無理なさらないようにお願いします。無理するとちょっと後で反動が来ますから…。
今、1時42分ですね。休憩にしましょう。52分にスタートします。画面は一番最初の状態にしておきますんで、心置きなく休憩してください。
〈10分間の休憩〉
はい、52分になりましたんで、始めたいと思います。最初に、神聖復活の印を1回組みたいと思います。もしお体がつらい方がいらっしゃったら、座ったまんまで大丈夫です。
それで今日は、印を組む前に、『人間と真実の生き方』の冒頭の部分、「人間は本来神の分霊であって業生ではなく、常に守護霊、守護神によって守られているものである」とか、『我即神也の宣言文』の冒頭の部分、「私が語る言葉は神そのものの言葉であり、私が発するその想念は神そのものの想念であり、私が表す行為は神そのものの行為である」とか、『人類即神也』の冒頭の言葉ですとかを、心の中で、周りに声は聞こえませんので、声に出していただいてもいいんですけれども、周囲に人がいなければ、そうした言霊のエネルギーで、まずは心を満たしましょう。30秒ぐらい、時間を取ります。
はい、それでは、神聖復活の印を組みます。
自らが神聖の存在であることを、言(ことば)をとおして各自が宣言する
〈神聖復活の印を一回〉
はい、ありがとうございます。先ほど自律神経のお話をしたんですけれど、自律神経には、交感神経という神経系統と、副交感神経という、もう一つの違う働きをする神経系統があるというお話をしました。
この副交感神経についてなんですけれども、1994年だと思うんですけれども、アメリカの心理学者であり、神経科学者でもあるスティーブン・ポージェスという人が、ポリヴェーガル理論というものを発表しました。
これは、それまで単純に自律神経というものは2系統しかないんだ、交感神経と副交感神経の2種類なんだっていう考え方が一般的でした。それに対してその人は、副交感神経はさらに枝わかれして2種類あるというふうに発表しました。
ただ、これは医学界の常識にはまだなっていません。扱いとしては仮説止まりです。仮説の扱いになってるんですけれども、私は一理あるなと思って見ています。
副交感神経が2種類あるっていうのは、ちょっと専門用語を言うと難しいんですけど、副交感神経というのは、『背側迷走神経』と『腹側迷走神経』という2種類に分かれるんだとその人は発表しています。
背側迷走神経というのは、心が凍り付いた意識状態、例えば何かのトラウマなんかがある状態。その記憶が蘇ったときに、意識が硬直してしまう。そうですね、子供の頃に激しく親から暴力を受けたとか、女性が性的な暴力を受けたとか、そういうときの意識状態ですね。
そうした状態が背側迷走神経が優位になった状態だと言われています。自分を守ろうとして、洞窟に入り込むようなイメージですね。洞窟に入って自分を守ろうとしているのが、背側迷走神経が優位になった状態です。
腹側迷走神経っていうのは他者、他人と協調して生きられる意識状態をいいます。これは私の意見ですけど、心が調和してるっていうことが前提条件だと思います。腹側迷走神経っていうのは、心が神聖に根付いたオープンマインドにあるときに働く神経じゃないかしらと思っています。
スティーブンさんがおっしゃるには、副交感神経と言っても二つあるんだよと言っていて、その人の考えに基づくならば、私たちが活性化するといい神経は、腹側迷走神経だということになります。
そして、もう一つの自分を守るために自分の心をフリーズさせる、凍りつかせる背側迷走神経優位の精神状態が仮にあっても、そういう自分も抱きしめてあげて、「大丈夫だよ。安心していいよ」って自分で自分を愛してあげるっていうのも、腹側迷走神経の働きになるんだと思っております。
まだ勉強途中の話なんで、もうちょっとわかりやすいお話にまとまりましたら、土曜日の夜にでもお伝えできればと思っております。
私は、肉体の体の中のことの勉強してるって話をしましたけれども、もう一つ、やっぱり脳ですね。脳にもやっぱり、ものすごい可能性があって、あんまり医学的な用語を使うとちょっと難しいんですけど、脳には可塑性があると言われています。
脳の可塑性というのは、神経の可塑性とも言われております。脳の可塑性とも、神経の可塑性とも、脳神経の可塑性とも言えますね。
それは、脳自体が経験や学習によって、その構造や機能を変化させる能力のことだと言われています。脳細胞のことを、カタカナで「ニューロン」といいますが、このニューロンの塊とニューロンの塊を接続する繋ぐものがシナプスと言われてます。
この脳のシナプスを繋ぎかえることで、人間は習慣の想いを変えることができます。
具体的にどうやるかっていう話は、もうこの1年、土曜日の夜にずっとお話してるんですけれども、例えば「すべては完璧欠けたるものなし、大成就」って思いながら、もしくは口に出しながら歩くとか、「我即神也、我即神也、我即神也」ってやりながら歩くとかを、5分か10分ぐらい、他の考えが頭に浮かぶ隙間もないぐらいにそれをやるなどの行為です。
それをやりつづけますと、ニューロンとニューロンが神聖のシナプスで接続されて、強化されてゆきます。
ニューロンとニューロン、この言葉を日本語にしたらなんですかね、記憶と記憶、習慣と記憶とか、習慣と習慣とか、それの繋ぎ変えが起こるんですね。
私たちが「我即神也、我即神也、我即神也、我即神也、我即神也」と、自分が自分に対して宣言し続けたり、「守護霊さま、ありがとうございます。守護霊さま、ありがとうございます。守護霊さま、ありがとうございます。守護霊さま、ありがとうございます。守護霊さま、ありがとうございます」と、5分、10分やり続けることで、守護霊さまと私たちの間を繋ぐ脳の回路、ニューロンとニューロンの神聖シナプスによる繋がりがしっかりと行なわれて、神聖と繋がるような接続状態に変わってきます。
光明の言葉をそのように唱えつづけておりますと、シナプスの繋ぎ替えが起こるんですね。「どうせやったって無理だよ」「駄目だよ」「自分なんて」「あの人はできるかもしれないけど自分には無理なんだ」っていう、自己限定、自己否定のシナプスの繋がりが私たちの脳の中にはいっぱいあるんですけど、「私は神の分霊である」でも、「すべては完璧、欠けたるものなし、大成就」でも、守護霊・守護神への感謝でも、世界平和の祈りでも、「神聖復活、大成就」でも、「無限なる愛、無限なる光、無限なる調和」っていう光明の言葉でも、いわゆる神聖の響きを持った言(ことば)、真理の響きを持った言(ことば)、光を帯びた言(ことば)を、私たちが繰り返し繰り返し繰り返し唱えたり、書き続けたりすることによって、脳の中の記憶回路が繋ぎ変わるんですね。
「無理、駄目、できない」って思ってたのが、「できるかもしれない」ってだんだんなってきて、「出来るに決まってる。神聖なんだから、私がやろうと思うことは何だってできるんだ」っていうふうに意識が変わってくるんです。
このシナプスの繋ぎ替えが実際に起こると、神経の可塑性が私たちの中で働いて、実際に神聖の想念・言動行為か私たちの肉体の心と体に根付きます。
実際に、体の機能の中でも、脳(神経)の可塑性っていうのは、私たちの知らないところで、行われているそうなんですね。例えば、ここに指があります。これは右手ですね。もし私が知らないうちに、小指を動かす神経の接続が悪くなった、もしくは、脳と小指を繋ぐ神経が切断されたとします。
そうすると、小指の動きが悪くなったり動かなくなったりするんですけど、そういうときに、神経の可塑性が働くと、隣の薬指とかその隣の中指とかの近所の指を動かす神経と近所の指が直接繋がってるよその神経が小指と繋がって、隣の指を動かす神経を通して小指が動くということがあるんだそうです。
誰にでも起こってるのかどうかはちょっとわからないんですけど、実際に医学的にそういうことは証明されているそうです。だから、「肩が上がりづらいのよね」のようなことを思っていても、周りの神経がそれを助けてくれるということが起こっているかも知れないんです。
体の中のことって、外から見てもわからないんですよね。だから、一番最初に「意識が大事なんだ」って文章に書いてありましたけど、ちょっと最初のスライドを出します。
・結果が現れる以前に、自らの究極の真理、天と自分とを一直線に一つに結んでゆく生命の呼吸、生命の祈りにより、成功する可能性、治癒する可能性、幸せになる可能性を引き出せばよいのである。
引き出せばいいっていうのは、引き出すことができるということです。先週の土曜日の案内メール、金曜日に送ったメールに、「何も変わらない人は何も変えられない」「自分が変われば、世界が変わる」という言葉を書きましたけれども、これは、昌美先生がいつもおっしゃる「できると思えばできる、できないと思えばできない」っていう身も蓋もない真理の話に繋がることだと思います。
・人類一人一人与えられている自由意思による創造力を駆使して、善き輝かしき可能性へと導き、現象界に現してゆけば良いのである。
下から2番目ですね、この「現してゆけばよい」というのも、現わしてゆくことができるんだというふうに解釈するといいと思うんですね。そうすると、自分が思った通りに運命が動きます。
「できないんだ」って思っていたら、それは止まっている状態です。さっきの神経系の話で言えば、背側迷走神経が優位になっている状態ですね。これを、腹側迷走神経優位の状態にするには、ユッタリとした呼吸を通して、白光では宇宙神と言いますけれども、私は「いのちの源」とか「いのちの大元」っていう方がしっくりくるんで、そういうふうに思ってますけれども、そのいのちの大元と自分を一直線に結ぶ呼吸をゆったりと行なうことによって、意識も神聖が当たり前、当然っていうふうに変わってきますし、体も新陳代謝が活性化して、健康な状態を取り戻すことができます。
「脳細胞、人間の脳っていうのは、年を取れば取るほど衰えていくものなんだ。弱くなっていくものなんだ」という学者さんがいます。また違う学者さんに言わせると、「脳というのは、鍛えれば何歳になっても活性化するんだ」と言われています。
70歳超えようが、80歳超えていようが、90歳を超えていたって、脳をしっかりと使って、働かせてあげれば、さっきのニューロンとニューロンの繋がり、シナプスの繋がりがいっぱい脳の中でできて、いくらでも可能性の扉を開くことができるんだっていう学者さんもいます。
私は、後者の学者さんの考えが正しいんじゃないかしらって思っています。というのは、人間の脳が年とともに衰えるっていうのは、ただの平均的な話、実際に例えば100人とか1000人とか、5000人とかのサンプルを取って、「みんな衰えてるね、人間の脳っていうのは衰えるものなんだ」って言うふうに捉えているだけの話なんです。
よくお医者さんなんかも患者さんが来て、症状を見て、あなた何々っていう病気だねと言ったときに、例えば、そうですね腎臓の病気だとします。そうすると、現在の医学では、腎臓という臓器は1回悪くなったら、もう2度と良くなることはないんだというふうに言われています。
それは、そういう100人か、500人か、1000人か、5000人か、1万人かわかりませんけれども、いろんな患者さんのサンプルを集めて、この状況、同じ状態のカルテを集めて、お医者さんが統計的に診たところ、「良くなってる人はいないね」というふうに、表面的に捉えて、「人間の腎臓っていうのは、悪くなったら良くならないんだ」っていうふうにお医者さんが考えているだけの話なんです。
さっきの神経の可塑性の話でも、シナプスの繋ぎ変えの話でも、人間が持ってる無限の可能性が体の中にも起こるということの証明というか、証拠だと思います。
自分が諦めなければ、「こういうふうに健康でありたい」とか、癌にかかったとしても、「私はがんと喧嘩するんじゃなくって、がんさんと仲良くして、死ぬまで仲良くいきましょうね」って思ってる人は、それ以上悪くならなかったり、寛解したりしています。
名前は出しませんけれど、実際に癌にかかって寛解している方もいらっしゃいますし、寛解しないまでも、がんと共存して仲良く過ごしてらっしゃる方もおられます。
昔は癌だなんて宣告されたら、みんなショック受けて、落ち込むところかもしれませんけど、今の人たちは癌と聞いても、冷静に受け止めて、「どういう治療の仕方をしましょうね」っていうことを、ご家族と相談してやってゆく方が多いと思います。
この世のすべての病気は、これから1年2年ではなくならないかもしれませんけど、無限なる健康がこの世の中に現われるプロセスで、まず病気さんと仲良くなるという選択肢があるんだと思います。
それは、立ち向かうとか、征服するとか、そういうことではなくて、自分の一部として、一旦は認めて抱きしめてあげて、否定をしない、拒絶しないというところから始まります。
どちらにしても、私たちが神聖を働かせて、自分の体と向き合ってゆけば、守護霊さまから私たちは、困難を乗り越える智慧や叡智を授かることができます。
もう昭和の頃とも平成の頃とも違いますし、今の令和の時代はもう、ひとりひとりが守護霊さまと直接に繋がって、ひらめきとして直観として無限なる叡智や無限なる智慧、無限なる創造力を授かって生きることができるのだと信じております。
本当にみんなが健康に、死ぬ瞬間まで自分の足で歩いて、行きたいところへ行けて、やりたいことをやれてっていうふうに生きられれば、人のお世話にならないで、お世話になったらなったで「ありがとう、ありがとう」って感謝一念でいればいい。
でも、できれば希望としては、ひとのお世話にならないで、何でも自分のことは自分でできるっていう状態で、これからの2020年代の後半、2030年代に向けて、生きてゆけたらいいなと思っております。
2時25分を回りましたんで、最後にそうですね。「私たちの無限なる健康、大成就」で7回、神聖復活の印を組みたいと思います。
宣言
「私たちの無限なる健康、大成就。私たちの無限なる健康、大成就。」
<神聖復活の印を七回>
はい、本日の勉強会はこれで終わりにしたいと思うんですけれどもよろしゅうございましょうか?OK?はい、ありがとうございます。
本当に私たちひとりひとりの存在が、とてもとても大切な時期だと思っております。よく言われるお話で、「1人欠けても駄目なんですよ」っていうお話がありますけど、本当にその通りだなって思うんですね。
例えば、「私はもう富士聖地へも行ける体じゃなくなっちゃったし」とか思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、富士聖地へ行けるかどうかというのは、救世の大光明の側、守護霊・守護神・五井先生の側から見たら、「そんなに大きな問題じゃないんじゃないかしら」と私は思っております。
私たちひとりひとりが今住んでるこの場所、都道府県、住んでいるこの場所で、私たちが暗い世界を照らす灯台のような働きをしていることが重要なんだと思うんです。
そのために年がら年中、世界平和の祈りをしているとか、年がら年中、神聖復活の印を組んでいるということじゃなくても、例えば病気で寝たきりでベッドの上にずっといて、1日のほとんどの時間がベッドの上だとしても、その人が肉体に生きて呼吸をしているという、ただそれだけでその人は光を放っているというお話が、前にもあったと思うんですけれど、「私たちが生きて呼吸をしてるだけで、世の中の役に立ってるんだ」「光を照らす働きをしてるんだ」っていうことを、強く思うんじゃなくって、それを力まないで当然だと思う、当たり前だと認めている意識で、私たちが日常生活を過ごしていることが、一番世の中を明るくする力になるんだと思っております。
はい、すいません。また40分近くなりましたね。それでは、これで勉強会を終わりにしたいと思います。皆さまのマイクをオンにします。ミュート解除。ありがとうございました。
以上