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2025年7月19日(土) 勉強会
250719-午後1時_勉強会
○それでは始めたいと思います。7月19日午後の勉強会を始めます。ちょっと画面が間に合わなかったんですけど、今日のテーマは、「真理を生き方に顕わすために」というテーマで進めてまいります。
○真理を身に修めて、真理を自分に顕わして生きるために、一番大切なことは何かと申しますと、『自己認識』です。
○自分がどういう存在であるか?どういう者であるか?そこの認識こそが、一番根本的に重要なことになります。
○私、いつも周りの方々にお伝えしているのは、“「Who am I?」「自分って何者なんだ?」「われとはなんぞや?」っていう問いかけを、毎日自分にしてみてください”ということです。
○なんで、毎日する必要があるのか、わかりますでしょうか?
○普通に考えたら、「われとはなんぞや?」って自分に問いかけて、「はい、私は神様の子供です」とか、「神の分霊です」とか、皆さん、そういう答えがスッと出てくると思うんですけれども、なぜ毎日、この問いかけをする必要があるかと申しますと、この問いかけに対する答えは表面上は同じなんですけど、それを認識している意識の質量が日々変わっていっているからです。
○例えば、ある人のその問いかけに対する答えは、「われとはなんぞや?」「はい、私は神の分霊です」って答えるんだとしたらば、神の分霊ってこういうふうに言葉にし、表面に現われ声に出したひびき、言葉の奥に、自分が自分をどれだけ神の分霊として認めているかっていうところの『見えないひびき』があります。
○声に出す言葉が大事なのではなくって、それを発している自分の意識が、実際に自分をどれだけ神の分霊として認めているのか?重要なのはその言葉に表わせないひびきの部分なのです。
○これは本当に自身の神聖を認めながら「神の分霊です」って言ってる人のそのひびきと、半分疑いながら「神の分霊です」って言ってる人のひびきでは、もう天と地ほどの開きがあるんですね。
○それは、あくまでこの世的に見れば、ですけれど……。なぜそういうかと申しますと、奥の奥の奥の奥の奥の奥の奥の神々の世界から、そういうことをやっている人間達の姿を見たら、自分を神の分霊と認めている人も認めていない人も、どんぐりの背比べのように見えて、そんな違いはないからです。
○だけれども、この世のひびきの中で、この波動の世界に生きていながら自分を神の分霊と本当に認めているのと、半分か3割か、疑いながら「私は神の分霊なんだ」って思ってるのでは、やっぱり全然意識進化のスピードが変わってくるんですね。
○21世紀という時代が魂の自立の時代だっていうお話は、皆様もどこかで聞いたことがあると思います。
○「本当に魂が自立した状態っていうのは、どういう状態なんだろうな?」って、皆様、考えたことがありますでしょうか?
○普通は……、そうですね、宗教団体やスピリチュアルな系統のグループなんかでも、多くの場合、依存心を持たせながら、その団体の運営をやっておりますね。なぜなら、自立されたら、団体を主催している人達が、おまんまの食い上げになってしまうからです。
○でも、そういう世界の中にあって、白光はちょっと変わってますね。30年、40年、「自立しなさいよ」っていう話を、もう数知れず昌美先生を通して、五井先生、神々様からのメッセージとして、私達は受け取ってきています。
○自立するっていうのは、いつまでも「助けてください」と言ってる立場ではないんですね。
○もちろん『人間と真実の生き方』の中に、「守護霊・守護神への感謝の心を常に思い、世界平和の祈りを祈り続けていけば、個人も人類も真の救いを体得できる」と書いてありますけれども、それは“守護霊・守護神に感謝をする”という行為が、何を表わしているのかを汲み取る必要があります。
○「守護霊様・守護神様、助けてください!」ってお願いして、お願いが聞き入れられたから「ありがとうございます」って言うんじゃないんですね。
○自分の願いが叶おうが叶うまいが、「何もしていただいてないな」っていう段階でも、「ありがとうございます」「ありがとうございます」って言い続け、思い続けて生きてゆくということです。
○これが何を意味してるかというと、「ありがとうございます。守護霊様、ありがとうございます。守護神様、ありがとうございます」とか、まとめて「守護霊様・守護神様、ありがとうございます」っていう方もいらっしゃると思いますけれども、どんな言い方でもいいんですけれども、「守護霊・守護神様」と呼びかけて、「ありがとうございます」というときには、私達は守護霊・守護神との一体化の練習をしているんです。
○なんで“ありがとうございます”ということが一体化の練習になると、私こうやってハッキリと断言できるかと申しますと、それはもう何回も話してますけど、2010年の秋に守護神様のメッセージをいただき、それを実践して変わったという体験があるからです。
○当時の私はものすごい“わからずや”で、2007年の新年の指針で、「業想念が多すぎる。一生をかけて逆転せよ」っていう新年の指針をいただいたんですけど、ハッパをかけるために、守護霊・守護神様がその指針を引かせてくださったんですけれど、肉体側の私は、それで奮起して「よしやろう」って思えなかったんですね。
○それで、3年ぐらいグズグズグズグズ、暗い気持ちで生きていたんです。だから私は、2007年の指針を引いてから、2010年に守護神様が直接介入してくるまでの間を、私の人生の暗黒期のように捉えているんですけれども、2010年に広島に出張してたときに、守護神様が直接介入して来られました。
○「この子はこれ以上ほっといたら、もうどうにもならん」って思われたんだと思うんですけど、「全ての人にありがとうございますと言え。もう一つ。起きている間中の呼吸をゆっくりとしたものにしろ」って、言われました。
○この話はもう勉強会で何回もしているんですけど、初めての方もいらっしゃいますんで、もう一度言いますと、そう言われて、私は口答えをしたんです。
○「呼吸をゆっくりすることは得意だからできます。でも、全ての人に“ありがとうございます”だなんて、嫌いなあの人やあの人や、どの人や、この人や、苦手な誰や彼やに“ありがとうございます”だなんて、口が裂けても言えないからできません」って答えたんですね。
○そしたら孫悟空の頭の輪がキュッと締まるような感じで、「つべこべ言わずにやれっ」てものすごい響きで、こんな優しい声じゃないもっと激しい声で、もう稲妻が落ちてきたんじゃないかっていうぐらいの激しさで言われて、その後で、「心の中で、“なんでこんなやつにありがとうなんて言わなきゃいけねんだよっ”て、毒づいていてもいいから、顔はニコやかに、声は柔らかく、“ありがとうございます”ってやってごらんなさい」って諭されたんです。
○そうすると、私はひねくれ者なんですけれど、素直なところがあって、「そうか、心の中で思ってることと、表面に表わしてやることが違ってもいいんだったらできるな」って思って、それからは本当に、年上だろうが年下だろうが同年代だろうが、どんな人に対しても「ありがとうございます」「ありがとうございます」って努めて声に出して伝える生活が始まったんです。
○それをやり始めて3ヶ月ぐらいで「何かちょっと自分が変わってきてるな」って漠然と思いました。でもスッキリはしていなくて、ずっと続けて2013年に入ってから、ある時フッと振り返ったら、苦手な人も嫌いな人もいなくなっていることに気がついたんですね。
○「なんてこれは生きやすい状態なんだろう」って思ったんですけど、そのときに気づいたことは、「ありがとうございます」という言葉、「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す」の十文字の言葉が、感謝の対象と自分を一つに結びつける『魔法の言葉』なんだっていうことでした。
○「天と地を繋ぐもの」という五井先生のご著書の中で、神我一体になるための最後の方の修行で、想念停止の修行というのがありましたけれども、その本の中には書いてないんですけれど、その後の聖ヶ丘でのご法話の中で、「そのときに守護神様から一つだけ許された言葉があった」っていう話をされてました。その言葉は何かというと、「神様、ありがとうございます」という言葉で、それだけを守護神様が許してくださったんだそうです。
○ご法話の中で五井先生がおっしゃっていたのは、もうこれ幸いと四六時中、“神様、ありがとうございます。神様、ありがとうございます。神様、ありがとうございます。神様、ありがとうございます”って、そればっかり思って生きていたんだそうです。
○その結果、五井先生は守護神様との問答を経て、その翌日の瞑想中に、自分の意識がスーッといろんな色の雲を通り抜けて、上へ上へと上がっていって、たどり着いたところで、衣冠束帯姿の神様の姿をした自分が目の前に居て、その中にスーッと入って一つになったっていう体験をされて、その後、お釈迦様が出てきてお榊をくださり、続けて、イエス・キリストが十字架にかかった状態で現われ一つに合体して「汝はキリストと同体なり」というお言葉を賜り、それ以降の五井先生は、他の人から見て、奇妙な振る舞いをしない、普通の人に戻ったということでした。
○だけれども、もう中身はガラリと変わって、神がそのまんま五井昌久っていう肉体を使って動かすという状態になった、という話がありました。
○この五井先生の話で何を伝えたいかというと、「神様、ありがとうございます」という言葉で五井先生も神我一体になられた、ということです。
○だから私達も、一番身近な神霊であるところの守護霊様と一つになるということを本当に徹頭徹尾思って、二人三脚で生きているっていう話もありますけれども、正守護霊様、そして何人かの副守護霊様方、そしていろんなお仕事とか得意分野を助けてくださる指導霊様方とピッタリ一つになって、一緒に生きてゆくことが大切です。
○守護神様っていうのは、普段は私達の命のもっと奥で、太陽のように光を与えてくださっている存在です。
○だから一番身近な神々であるところの守護霊様と一つになって生きるっていうことを本当に心がけて、年がら年中、四六時中、「守護霊様、ありがとうございます」「守護霊様、ありがとうございます」「守護霊様、ありがとうございます」「守護霊様、ありがとうございます」って、起きている間中、感謝の想いを表わし続けることが大事です。
○それは永遠にやり続けることじゃないんです。「私は本当に守護霊様と一体になった」という自覚を持ち得たなら、もうそれをやらなくても、一つなんですから、そうなるまでの間の話です。
○これをやり続けると、「私が語る言葉は守護霊の言葉であり、私が発する想念は守護霊の想念であり、私が顕わす行為は守護霊の行為である」と宣言して、何のてらいも恥ずかしさも面映ゆいような気持ちもなく、当たり前に「そうだよね」って思える自分になります。
○いちいち呼ばなくてもよくなるんです。私達が語るときには、守護霊様が語っている。私達が何かを思うときには、守護霊が一緒に思っている。私達が行動するときには、守護霊が一緒に行動しているっていう状態になってゆくのです。
○そうすると、今日の一番最初にお話した「真理を生き方に顕わす」ということが、自然と出来ている、ということになります。
○私、この「守護霊様、ありがとうございます」の話を人に伝えるときには、最低3週間って言ってます。
○それは、人によりけりで、3ヶ月とか1年とか必要な方もあるかもしれないですけれども、昔、1年前、5年前、10年前よりも、今は地球の精神波動と物質波動が霊的な次元に入り込んでるんです。だから今の時代というのは、私がそれをやった15年前よりは、ずっと守護霊様と一つになりやすい状態になっています。
○富士聖地は常時四次元って言われてますけれども、私達が暮らしているおうちも、最低でも四次元になってると思います。だけど、四次元じゃ足りないんです。
○五次元に入らないと、神霊文明の時代、いわゆる宇宙の人達と交流して、宇宙の進化した星々で使われている神霊文明の生活の叡智であるとか、科学であるとかっていうものが、使えないんですね。
○逆の言い方をすれば、地球のあらゆる場所が平均して五次元の段階に入れば、地上の法則が変わります。霊界の上の方とか神界の法則がこの世の法則になるんです。
○そのときには、お金とか、権力とか、名誉とか、そんなものは何の役にも立たなくなるんですね。
○「私はこんな勲章をもらいました」とか、「私はこんな肩書きを持ってます」とか、「私はこんなにお金を貯め込んでます」って言ったところで、神々様からしてみれば、「それがどうしたんですか?」っておっしゃいます。
○この何ヶ月の米騒動の中で、お米を作っている農家のお家へ行ったり、連絡したりして、「あなたのところで作ってるお米を売ってもらえませんか」っていろんな農家さんに問い合わせをした人達がいたんだそうです。
○私は、そういう問い合わせをした方のお話も、問い合わせをされた農家の方のお話も聞きました。
○農家の側から言えば、「分けて差し上げたいのは山々なんだけれども、やっぱり今まで定期的に買ってくださるお客さんを大切にしたいから」ということでお断りをされているのだそうです。
○もうちょっと時代が進むと、お金というものが役に立たなくなって、札束をボンと積んで、「これで売ってください」って言っても、「そんな紙くずでは渡せません」っていう時代になります。
○どんなにすごい過去を持っている人も、その時点でのその人の心境が神聖を顕わしていなかったら、やっぱり相手にされなくなります。
○これは、世界平和を祈っているから大丈夫だとか、そういう問題じゃないんですね。
○「私は、世界平和の祈りをしてます」「私は、神聖復活の印を組んでます」って言ったところで、それは錦の御旗にはならないんです。
○なぜならば、日々の自分の意識レベルを決めるのは、世界平和の祈りや神聖復活の印じゃないからです。
○自分の日常生活の中の一瞬一瞬、一秒一秒の中で、何を想い、何を語り、何を行為しているか……、そこなんです。
○せっかく世界平和の祈りをして、神聖復活の印を組んでても、それ以外の日常生活の中で、自己中心的な想いを出していたら、「三歩進んで三歩下がる」の状態になるんです。
○白光の方が一番気をつけなきゃいけないのは、自己顕示欲と承認欲求、あともう1個は、やっぱり自己認識です。
○自分に対する認め方が低い方がいらっしゃるんですね。よく口癖のように、「私なんて……」って言う方がいらっしゃるんですけど、「卑下 高慢 いずれもいのち 汚すもの おのれをしかと 打ち出さむのみ」という、五井先生の道のお歌がありますけれども、悪いのは高慢だけじゃないんです。卑下も神聖を外れた想いなんですね。
○だからこそ昌美先生からは、「あなた方はすごい人達なのよ。だから自信を持って」「自信を持ちなさい」「自信を持つのよ」って、ずっと何十年も言われ続けてきています。
○そのお言葉を素直に受け止めて、「よし、自分に自信を持てるようになろう」と思い、「でも、自分に自信を持てるようになるためにはどうしたらいいんだろうな?」って試行錯誤して、守護霊様からの導きがひらめきになり直観なりとして現われて、それに沿って行動を起こして失敗をして、反省をしてやり直してということを、皆様、それぞれにやってこられたのではないでしょうか。
○そういう生活の中で、知らないうちに、自分を低く見たり、卑下したりするという想いの癖を手放せていない場合があります。
○ごく稀に、高慢の方に傾く人もいるんですけど、そういう人はものすごく少ないですね。ほとんどの人が謙虚すぎるんです。
○この日本の国の常識では、「謙虚であることは美徳である」みたいな捉え方がありますけれども、今まで何年も何十年も世界平和の祈りをしてきたこと、この世界平和の祈りに繋がったっていうだけでも、過去何百年・何千年、もしかしたら何万年、どれほどのことをやり続けてきたかわからないほどに立派な魂の人達が、世界平和の祈りに繋がっているんですね。
○だからそういう自分の素晴らしさ、魂のすごさ、命の素晴らしさというものに、もう少し眼を向けていただいて、自分を褒めるとか、認めるとか、愛するとか、赦すとかっていうことを、皆さんがそれぞれになさったら、それはもう魂がものすごくパワーアップすることになると思います。
○「宇宙神と一つに結ばれている私、○○を侵すものは一切何もない」という言葉がありますけれども、どうして宇宙神と一体であったら、「自分を犯すものは一切ない」と断言できるのか?
○今日の昼12時過ぎに送信した今夜の『神聖で繋がり合う日』のプログラムの詳細な中身にありますが、2番のプログラムにある「あわいの心で生きる宣言」の5番目に、「宇宙をわが身として生きるあわいの心の外に存在するものはない。ゆえに私を犯すものは何もないと断言できるのである」とありますけれども、あわいという言葉を本当に自分の中に落とし込んで、噛み砕いて消化して、自分の心の奥に落とし込んで、自分の魂の養分にしてまいりますと、自分の意識が「生かされる側」から「生かす側」に変わります。
○そうすると“自分”という存在は、すべてを繋げる側、結ぶ側、生かす側、調和させる側の存在である、ということになるんです。
○ですから、『あわいのひびき』というのは、一言で言ってしまえば『宇宙神の働き』のことなんですね。
○宇宙神の働きの側に自分の意識の視座を置きますと、「自分を犯すものは何もない」「自分に悪くするものも何もない」という意識に変わります。
○例えば、現実生活の中で、職場の人達からいじめられ、嫌がらせを受けている、という場合でも、この『あわいの意識』を自分のものにしますと、周りの人達が自分にどんなことをしてきても、それによって自分が傷ついたり、悲しんだり、嫌な思いをしたり、っていうことがなくなってきます。
○何でなくなってくるかというと、人間という種々様々な存在が「自分と他人」というふうに、分かれて存在していないことを、あわいの視座に立った自分はハッキリと知っているからです。
○このあわいの話をちょっと脇に置いていただいて、一つ前に話した「ありがとうございます」の話を思い出してみてください。
○「ありがとうございます」という言葉を、例えば、他人に対して言い続け想い続けると、その人と自分を隔てていた垣根、いわゆる自分の思い込みが無くなるんです。薄れて薄れて薄れていって、やがて見えなくなるんです。
○そうすると、その人(相手)が自分にとってはもう、苦手な人でも嫌な人でも嫌いな人でもなくなるんです。ただの人になります。
○ただの人って言い方も変な言い方ですけど、なんにもその人に対して悪い感情を抱かない対象になります。逆に「愛すべき人」っていうふうに変わります。
○神様っていうのは全ての人間を慈しんでるんですね。なので、その宇宙神の意識に自分が立つと、誰かが自分の思い通りに動いてくれないからといって、「嫌がらせしてやろう」「意地悪してやろう」ということもなくなります。
○さっき私は、自己顕示欲と承認欲求って言いました。これらの想いの習慣というのは、知らない間に心の中に入り込んで、自分を動かそうとするんです。
○それは、結局のところ、今日の話の一番最初に言った。「Who am I?」「自分とは何者なんだ?」「われとはなんぞや?」っていう問いかけに戻ってゆく話なんですね。
○その問いかけの答えとして、「我は神である」とか、「私は神の分霊である」とかって思うその認識を、嘘偽りのないものにしてゆくんです。
○毎日毎日、この問いかけを自分にしてゆきますと、少しずつ、本当に少しずつですけど、日々変化(アップデート)していっていることに気がつくはずです。
○(※画面共有をする)これは、木曜日に送ったメールの頭の方の文章です。ここに、「不立文字(ふりゅうもんじ)」って書いてあります。
○「自分とはなんぞや?」と問いかけたときに、「我即神也の者です」「神の分霊です」「神の光のひとしずくです」というように思う、その気づきの実態というのは、不立文字の領域にあるんです。
○「不立文字ってなんだよ?」って思う方もいらっしゃるかも知れません。禅ってありますね。仏教で瞑想を主にして行なう流派ですね。その禅の世界の言葉です。
○悟りの心境というのは、言葉で顕わして伝えられるようなもんじゃないんだ。師から弟子へ、心と心(ハートトゥーハート)で伝えるものなんだっていう、そういう背景があっての言葉なんだそうです。
○「自分は何者なんだ?」っていう問いかけへの答えも、言葉としては「神の分霊です」とか、「神の光線の一筋です」とか、いろんな言い方、想い方があると思うんですけれども、でもその実態は、とても文字で顕わし切れるものではないんですね。
○声帯を震わして語るこの言葉でも語り切らないし、こういう文章の言葉文字、ひらかなとか漢字とかでも顕わし切れないものなんです。
○だからこそ、毎日「われとはなんぞや?」って問いかけをする必要があるんです。
○なぜ問いかけを繰り返すかというと、自己認識というのは、日々アップデートしてゆくからです。(昨日の私と今日の私は違うし、今日の私と明日の私も違う)そのために毎日問いかけをするんですよ。
○表面の言葉を変える必要はないんです。別に変えたいんだったら変えてもいいですけど、文字に書いた文字や、声帯を震わせて語った言葉は、本当の響きのうちの、ほんのちょっぴりしか表現出来ないものなんですね。
○だから、表面に表わす言葉が大事なのではないのです。自分が自分をどれだけ深く神の分霊であると認め、それを顕わし生きているかという、言葉に表現し切れない部分、つまり、見えない部分に着目することが大切です。
○そういう心のなかの微妙な意識の動きこそが、守護霊・守護神、救世の大光明霊団の神々、それから金星を中心とした宇宙人の人達から、今問われているんです。
○姿は見えないですけれども、私達一人一人の心の中はもう、逐次、常に点検されています。奥から観られています。
○「この人、見込みあるな」「この人はもうちょっと経ったらグッと心境が上がるな」って認められたら、ものすごい応援の光を入れていただけて、グーンと心境(意識レベル)が引き上がるときが来ます。これもまた、神々と私達の共同創造の姿です。
○ちょっとごめんなさい。話が長くなりましたね。1時48分になるんで、2時まで休憩にしたいと思います。
○2時を過ぎたらまた始めます。はい、それでは2時まで休憩にいたしますのでご自由にお過ごしください。
《10分間休憩》
○それでは2時をまわりましたので始めます。今日は印を組むのも忘れてお話していたんですね。
○ということで、初めに神聖復活の印を一回組みたいと思います。お祈りの言葉は、「人類の神聖復活、大成就」です。これを二回繰り返します。よろしいでしょうか?
《神聖復活の印を一回》
○ありがとうございます。今の休憩の間に、ある歌を思い出していました。ちょっとそれを画面に映します。これは、歌の正式な名前はわからないんですけど、私は「ワンドロップの歌」って覚えてるんですけれども、白光と同じように、人類の神聖復興を目指して活動している方々がいて、これはその方々のグループの歌なんですけれど、みんなで合唱の形式でやってらっしゃるんですね。その歌詞は次のようなものです。
むねのおくの 光の ひとしずく
そっと 両手を あてて
しずかに きいてみる
とわにつづく いのちに みちびかれ
なぜ いまこの時代(とき)に うまれてきたの
あなたを おもうとき かんじる こどう
それは 命 みたされている
あなたの愛を えがく よろこび
このとき えらび うまれたの
すべてを いかす かがやく いのち
光のわたし いま 約束の時代(とき)
むねのおくの ひかりの ひとしずく
心の みみすませ いのちに きいてみる
はるか宇宙 銀河に いだかれて
なぜこの地球(ほし)めざし たびしてきたの
あなたを おもうとき たかなる こどう
それは いのち 愛されている
あなたの 愛を えがく よろこび
この地球(ほし)めざし たびしたの
はるかな たびじ 時空をこえて
光のわたし いま 約束の地球(ほし)
○こんな感じで続く歌なんですけれども、この歌で一番共有したいメッセージは、「なぜ今、この時代に私達が生まれてきたのか?」ということです。
○「そんなのわかんない」って方もいらっしゃるでしょうし、「それは何々のためよ」って間髪入れずに答えられる方もいらっしゃるかも知れませんが、皆さん全員一人一人が、「どうしてこの時代を選んで生まれてきたのか?」の答えを持って生まれて来ていらっしゃいます。
○それをどうか、ハッキリと思い出して、言葉に書き表わしたり、口で語ってみてください。そうすると、今自分が為すべき一番大切なことがわかります。
○命は知ってるんです。知ってるも何も、私達の本心・本体は、『すべてを生み成し、動かす力』なのですから……。
○昭和の時代、私が子供の頃、今はやっていないかもしれないですけれど、ヤンマーディーゼルのコマーシャルがありました。そこで、「大きなものから小さなものまで動かす力だ、ヤンマーディーゼルー」って、コマーシャルの音楽があったんですけど、本当にすべてを動かす力というのは宇宙神の力なんです。
○宇宙を創造した源のひびきです。私達人間は、誰もがその源の力と繋がっているのです。
○すべてを動かすその力は、宇宙を創造し、いろんな星を創って、その星の中にいろんな水と岩とか土とか空気とか、自然を創り、植物・動物、空を飛ぶ動物、地上の動物、地中の動物、水中の動物など、いろいろな生物を創りました。
○そうやって、いろいろな生物を創って、星々の世界を運行する力こそが宇宙神の力です。
○そして私達人類は、その宇宙神の力を一人一人が分け与えられて、存在している者です。それを思い出している地球人は……、まだ少ないです。
○そういう時代にあって、「世界人類が平和でありますように」と祈り続けてきた人達の素晴らしさというのは、神聖復活が地上全体に広がった少し先の時代、いわゆる宇宙人や、救世の大光明の神々のお姿を、私達のこの肉体の眼で見れるようになった後の世界で、神々か宇宙人方から地球人類に説明されて、「そういう縁の下の力持ちの働きをした人達がいた」という事実が語り継がれるときが来ます。
○「自分はそんなすごいことをやっているつもりなんかない」って、ほとんどの方がお思いだと思いますけれども、そのように、すごいことをやっていらっしゃるんです。
○別に街に出て、拡声器を持って「人類よ、変われ!」って叫ぶ必要はない。無理やり人の心を変えようとすることもない。
○私達がやってきたことは、「ああ、消えてゆく姿なんだな。これも消えてゆく姿だな。世界人類が平和でありますように。守護霊様・守護神様、ありがとうございます」ってやる、いわゆる『消えてゆく姿で世界平和の祈り』の生き方です。
○人類って、派手なことが好きなんですね。『消えてゆく姿で世界平和の祈り』っていうのは、そういう人達からすると見栄えがしないというか、地味なことなんですけれども、あの世の側から見たら、それがどれだけすごいことをやってるかっていうことが、よーくわかります。
○多分、私達の中で、どんどんどんどん天国に帰る人が出てくると思いますけれど、あっちの世界に行ってから、きっと皆さん、びっくりされてると思います。
○「私達のやってきたことって、こんなに素晴らしい、こんなにすごいことをやってたんだね」って、もう言葉にならない感激で、感涙の涙を流されると思います。
○でも、あの世に帰ってから気付くんじゃなくって、この世で私達がやっていることの素晴らしさというのを気がついて、自分の存在、自分の生き方に誇りを持つほうがいいですね。
○今、誇りって言いましたが、言葉は難しいんです。塵・あくたのホコリになることがあるからです。「俺はすごいことをやってるんだ」ってなると、それはプライドの誇りじゃなくって、塵あくたのホコリになってしまう。だから本当に言葉って不自由だなって、いつも思うんですけれど、自分に自信を持って、生きてゆきたいと思います。
○2020年のお正月の元旦にですね、守護霊・守護神だと思うんですけれど、あるメッセージが届きました。
○それは、“『自信 ➡ 確信 ➡ 当然認識』という三つの段階を、『ホップ・ステップ・ジャンプ』のように極めてゆくことが、これからのあなた方のやることだよ”というお話でした。
○よく「自信を持ちなさい」とか「自信を持つのよ」って言われてきましたけれど、そういう面から見ると、自信を持つというのは、初めの一歩に過ぎないんですね。
○その自信を極めると、確信の段階に入ります。確信をさらに極めると、当然認識の段階に入ります。
○それで、勉強会でも、もう何回もお話してると思うんですけれども、普段、自分が何を当たり前だと思って生きているのかといった『自分の心の動き』をいつも観察して、把握するようにすると、自分の意識進化を自らが導いてゆくうえでの貴重な参考資料になります。
○何を当たり前だと思っているか、です。
○例えば、旦那さんの至らない面を見て「この人はこの程度の人なんだ」って、それを当たり前に見てる方がいらっしゃったとしたら、それは旦那さんを低く見ているようでいながら、実は自分を低く見てるんですね。
○逆の言い方をすれば、自分を低く見てるから、他人が至らないように見えるのです。
○どんなに至らない人の中にも神聖があります。それを見て差し上げられるかどうかっていうのは、自分が自分を「私は神聖の存在である」と、どれだけ深く認めているかどうか、その程度によるんです。
○先ほど不立文字(ふりゅうもんじ)の話をしましたけれども、人間っていうのは、表面は例えば、人と話すときの仕草とか、表情とか、動作とか、口から発する言葉などを使って、いくらでもごまかしが利くんです。騙そうと思ったら、人間を騙すのは簡単なんです。
○相手が霊性・神性の開発された人になってくると、騙されなくはなってくるんですけれども、でも、通常の人間生活の中で、嘘をつくことは簡単です。
○自分がやってもいないことをやっているように見せかけるとか、出来ていないことを出来ているように見せかけるとか、それらは簡単です。
○自分を磨き高め上げる材料っていうのは、何か特別な瞬間の中にあるんじゃないんです。日常生活の中に、ゴロゴロと転がっているんですね。
○それは今言った夫婦の間だけではなく、親との関係であるとか、自分の子供との関係であるとか、近所づきあいの関係であるとか、親戚関係のお付き合いであるとか、職場の人間関係であるとか、白光の中での繋がりであるとか、いろいろな人間関係の中で、「この人は好きだ」とか「この人は嫌いだ」とか、「この人はなんか親しみを感じる」とか「親しみを感じないとか」などです。
○みんなきっと、そういったことを思いたくもないのに思ってると思います。いわゆる批判・非難・評価をしている。
○『人類即神也の宣言』の中に、「批判・非難・評価せずだよ。一切関知せずだよ」って言葉がありますけれども、ついつい批判・非難・評価の業想念を垂れ流して生きてしまっている部分を、どれだけ自分でそれを拾い上げて、守護霊様にお渡ししてゆけるかどうかが大切です。
○どうしても、人間って生き物は比較をしたがるんですね。俺の方が上だとか下だとか、あの人の方がすごいとか自分の方がすごいとか……。これは、二元対立の世界にどっぷりと浸かった想念状態が現われて消えてゆく姿なんですね。
○だから表面上のことで、いいだの悪いだの、好きだの嫌いだのって思ってる自分を見つけたら、「これは消えてゆく姿だな」って思って「守護霊様、どうぞ持っていってください」ってお願いをして、世界平和の祈りをすると、どんどんどんどん手放すことができます。
○代わりにやることっていうのは、光の言葉・真理の言葉・神聖の言葉をたくさん言葉に、想念に、行ないに顕わすことです。
○49の光明の言葉がありますけど、その49種類の言葉に縛られることはないと思うんです。自分で光明の言葉を創り出したっていいと思うんです。
○そういうクリエイティビティーというか、創造力が、この私達の中に宿っています。
○最初は、誰かの敷いたレールの上を歩き出しますけれども、その道をずっと歩き続けてると、自分の中からひらめきや叡智が出てきて、「こういうふうにやったらいいんじゃないかしら」っていうふうに、創意工夫というものが出てきて、オリジナリティーが沸きあふれてくるようになります。
○どうしてオリジナリティーが出てくるかというと、私達一人一人はみんな『根源の一』に繋がっているからです。
○「誰かに言われたから祈ってます」とか、「誰かに言われたから印を組んでます」とかっていう方はいらっしゃらないと思うんですけれども、自発的な意志で自らの神聖を引き出してゆくことが大事です。引き出すことができるっていうのは、元々あるから引き出せるんです。
○また、「人間は神の分霊だ」って言いますけど、それは、これからそうなるわけではないということも、大切な意識の初期設定になります。
○元々神の分霊だったっていうところがポイントなのです。元々が神の分霊だったんだから、それを思い出すっていう方が正確な表現になります。
○他の星から地球へ来た一番最初のときには、私達はみんな、神霊だったんです。まだ地球へ来た最初の頃は、神霊の意識を保っていたんです。
○だから、新しく生まれた星『地球』で、私は最初の人生はこうで、次の人生はこうで、その次の生まれ変わりはこうで、その次の生まれ変わりはこうでって、何千何百何十何回か知らない地球界での輪廻転生の一コマ一コマを全部知ってたんです。
○もちろん、この地球界における最後の人生であるところの今生のことも、地球へ来たばかりの頃の私達はわかってたんです。
○千九百何十何年の何月何日にどこの地で、誰と誰の間に産まれ、自分の名前は何という名前で、こういうふうに生きてとかってことが、全部わかってたんですね。
○その全部わかってた意識は、今の私達の奥にあるんです。「神聖復活、大成就」っていつも祈ってますけれども、神聖が本当に復活してくると、隠れていたものが表に顕われて来て、だんだんと自分が当たり前だと思っている内容が書き換えられてゆきます。旧い認識が神聖の意識で置き換えられてゆきます。
○本当にそうなるかどうかっていうのは、やっぱり一瞬一瞬の日常生活の中で、守護霊・守護神との繋がりを意識して、神聖の言葉・想念・行為を自らに顕わして生きてゆくかどうかにかかっています。
○24時間のうち、8時間寝て16時間起きているんだったら、その16時間を有効に、神聖を顕わすための時間として活用してゆくんです。
○最近、いつも言うんですけど、「今を真剣に生きるのだ」っていう宣言を、ただみんなと一緒に唱えるだけの宣言にしておいては、勿体ないと思うんですね。
○本当に自分が今この瞬間を真剣に生きるっていう、その取り組みに生かしてこそ、あの宣言が意味を持ってくると思うんです。
○だから、「我とはなんぞや?」「自分って何者なんだ?」っていう問いかけをするときに、「今、自分は真剣に生きているかな?」って省みる時間が一日の中で一回か二回あったら、もし、ちょっと軌道を外れてたら軌道修正することが簡単にできますので、やってみることをお勧めします。
○『真理を生き方に顕わすために』っていうテーマで、本日はお話をしてきましたけれども、今夜のお祈りの会は『神聖で繋がり合う日』ですね。
○7月の頭に「間(あわい)」っていう言葉の深いひびきに触れてから、私の中で「神聖で繋がり合う」っていう言葉の意味が全く変わってしまいました。
○「繋がっていない自分達がこれから繋がるんだ」じゃなくって、「元々すべては繋がっているんだ」っていう、いわゆる「間(あわい)」の意識、神の側の意識で、その繋がり合いを再確認するっていう、そういうふうに『神聖で繋がり合う日』っていうタイトルの持ってる意味が、私の中で変わりました。
○なので、木曜日に今夜のプログラムの案内メールを送っていますけれども、それを読まれた方は、「何か今までのプログラムとちょっと違うね」っていう印象を抱かれたんじゃないかなと思うんですけど、そういう裏話があります。
○「間(あわい)」っていうたった三文字の言葉が、私達の意識の『当たり前』を、根底からひっくり返してくれます。
○この「間(あわい)」という言葉は、そういう力を持ったパワーワードなんだと思っております。
○「そういうすごいひびきをキャッチして、みんなに紹介してくださった里香先生の真理に対する取り組みというか、想いというのは、本当に素晴らしいものだな」って改めて思いました。
○今、何分ですか。はい、2時37分ですので、最後にもう一度、宣言の言葉もさっきと同じで、神聖復活の印を組んで終わりにしたいと思います。
《神聖復活の印を一回》
○ありがとうございます。それでは、7月19日、土曜日の勉強会は、これで終わりにしたいと思います。皆様、ご参加ありがとうございました。皆様のマイクをオンにします。
○ありがとうございました。ありがとうございます。
○それではこれで終わりにします。ありがとうございます。
(※勉強会で紹介した歌詞)
生命交響曲 霊魂(たましい)の歓びの歌 第四楽章
2017年12月24日 生命交響曲 第4楽章 初演
https://www.youtube.com/watch?v=Y8Az0Xsl_tM
13分48秒から最後までが、勉強会で紹介した歌の部分で、以下がその歌詞です。
むねのおくの 光の ひとしずく
そっと 両手を あてて
しずかに きいてみる
とわにつづく いのちに みちびかれ
なぜ いまこの時代(とき)に うまれてきたの
あなたを おもうとき かんじる こどう
それは 命 みたされている
あなたの愛を えがく よろこび
このとき えらび うまれたの
すべてを いかす かがやく いのち
光のわたし いま 約束の時代(とき)
むねのおくの ひかりの ひとしずく
心の みみすませ いのちに きいてみる
はるか宇宙 銀河に いだかれて
なぜこの地球(ほし)めざし たびしてきたの
あなたを おもうとき たかなる こどう
それは いのち 愛されている
あなたの 愛を えがく よろこび
この地球(ほし)めざし たびしたの
はるかな たびじ 時空をこえて
光のわたし いま 約束の地球(ほし)
あなたの愛えがき 生きるよろこび
今は わかる 誓ったことを
全てのいのち いきづく 大地
かがやく 光 ひとしずく
わたしの なかに いつも かんじる
あなたの愛を いま 約束の時(とき)
あなたの 愛が わたしの 愛が
すべての 愛が あふれてる
ひとつの おもい 愛を うたうの
母なる地球 いま 新たな世界
以上